横浜市役所内セブン‐イレブンでゼリー飲料容器回収の実証実験が開始、リサイクルへ向けて

ゼリー飲料のパウチ容器リサイクルのため、コンビニでの回収活動の実証実験が横浜市役所内のセブン‐イレブン2店舗で開始しました。

森永製菓株式会社(東京都港区芝)とテラサイクルジャパン合同会社(中区海岸通3)が実施している「inゼリー リサイクルプログラム」の一環です。飲み終えたパウチタイプゼリー飲料の容器を回収し、資源として新たな製品へリサイクルすることで、プラスチックごみの削減や再生資源の活用推進に取り組んでいます。

今回の実証実験に協力するセブン‐イレブンは横浜市役所の1階および11階にある2店舗です。店頭に回収ボックスを設置し、飲み終わった容器の回収を受け付けます。容器は半分に切って水洗いし、乾かしてからボックスに入れるよう求められています。

森永製菓の商品である「inゼリー」の容器だけではなく、パウチタイプゼリー飲料の空き容器であれば、全メーカーの商品が回収対象です。ただし、パウチタイプのアイスクリームや(ゼリー状でない)飲料の容器は対象になりません。また、パウチ以外のペットボトルや紙パック、ガラスの容器も対象外です。

回収された空き容器は、リサイクルのための処理を経てペレットと呼ばれる細かいプラスチックの粒に成形した後、スポーツに関連する新たな物に生まれ変わります。

「inゼリー リサイクルプログラム」は2021(令和3)年9月から全国の学校を中心に展開しており、2022年7月末日時点で11校に回収ボックスが設置されています。プログラムでは、「多くの人に参加してもらえるよう、回収拠点拡大を目指す」としています。

関連リンク
inゼリー リサイクルプログラム
https://www.terracycle.com/ja-JP/brigades/injelly